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アルカセルが“第4のFW”として34億円でバルサ移籍へ バレンシアは攻守の要を失う緊急事態
“MSNトリオ”の控えとして昨季13得点の実力者が王者行きを決める
バレンシアのスペイン代表FWパコ・アルカセルが、バルセロナ移籍に関するメディカルチェックをパスし、事実上の移籍が決まった。バルサはメッシ、スアレス、ネイマールの最強3トップのサブの獲得にようやく目処が立った。スペイン地元紙「スポルト」が報じている。
昨季リーガ34試合13得点のアルカセルは、エイバル戦のメンバーから外れていた。バルサは3000万ユーロ(約34億円)のオファーを出し、アルカセルとの5年契約で合意に達していた。そして、ストライカーは29日午前にメディカルチェックをパスしたという。
アルカセルはフレン・ロペテギ新監督の就任したスペイン代表にも招集されており、代表戦前に移籍手続きが完了となる予定だ。
バルセロナはチリ代表GKクラウディオ・ブラーボをマンチェスター・シティに放出する代わりに、アヤックスからオランダ代表GKヤスパー・シレッセンを獲得するなど移籍市場終盤に来て慌ただしい動きを見せている。一方、バレンシアは移籍市場閉幕寸前でアーセナルへドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィが移籍したのに続き、アルカセルも流出と、攻守の要を失う緊急事態となった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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