森保ジャパン、格下の中国にスコアレスドロー E-1選手権2試合で1勝1分、タイトル懸けた日韓戦へ
ボール支配し決定機作るも、ゴールを奪えず
日本代表は7月24日にE-1選手権の第2戦、中国戦に臨み0-0の引き分けに終わった。急造でコンビネーションを欠いたチームは、最後のところで攻めきれなかった。
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準備期間の短い中で突入した大会で初戦の香港戦(6-0)から中4日の試合に森保一監督は、リーグ戦の日程との関係で香港戦に起用できなかったサンフレッチェ広島の選手を5人スタメンに並べた。
若い世代で臨んでいる中国は序盤から5-4-1で低い位置にブロックを構え、日本がその相手を崩せるかどうかという試合展開になった。かなり高い支配率で攻め込んだ日本だが、最後のところで密集している相手を抜け出していくことができずにゴールの生まれない時間帯が続いた。
前半30分を過ぎたころにはプレーの精度が落ちて中国のプレスを受けてしまう時間帯もできた。じりじりとした展開になってしまった日本はこのままゴールを生み出すことができず、0-0のままハーフタイムに突入した。
後半も日本がボールを保持して攻撃を仕掛ける立ち上がりになった。そして後半8分、中央に鋭く入ってきたパスを収めたFW細谷真大がGKと1対1になったが、シュートをクロスバーの上に外してしまい決定機を逃してしまった。細谷は続く後半12分にも左サイドからカットインしてゴール正面まで進出してシュートをするも、相手GKに阻まれた。
森保監督は後半15分過ぎからDF杉岡大暉、FW町野修斗、MF満田誠を段階的に投入。攻撃の圧力を高めようとするものの、初選出の選手が多い上に準備期間の少ないチームはコンビネーションで崩すような場面が見られず個々に単発の仕掛けでの攻撃が連続。ラスト10分でMF西村拓真とMF相馬勇紀を投入するも中国の守備陣を崩すことができなかった。
結局、日本はこのままブロックを作った中国に勝ち点1を奪われるような引き分け。2試合を終えて1勝1分となり、27日に迎える韓国との最終戦では勝利が優勝への絶対条件となった。