バルサ、乱闘騒ぎの“エル・クラシコ”でレアルに1-0勝利 レバンドフスキがデビュー、新戦力ハフィーニャが決勝弾

前半27分にハフィーニャが鮮やかな一撃 シーズン中と変わらぬ激しい攻防
新シーズンに向けたサッカー・チャンピオンズ・ツアーの一環として、日本時間7月24日にアメリカ・ラスベガスのアレジアント・スタジアムでスペイン1部FCバルセロナとレアル・マドリードの“エル・クラシコ”が開催。
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バルセロナは今夏、バイエルン・ミュンヘンから加入した注目の新戦力、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが先発で新天地デビュー。前半27分、前線からのプレッシングでレアルのミスを誘ったバルセロナは、パスカットした新戦力のブラジル代表FWハフィーニャがエリアの外から鮮やかな一撃を叩き込んで先制する。
レアルも反撃を試みるなか、前半43分にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがドリブル突破を披露。敵陣中央でのスピードあふれる仕掛けから1人、2人と交わしてゴールに迫る。ビッグチャンスを迎えるかと思われたが、スペイン代表DFジョルディ・アルバがファウル覚悟のタックルで突破を阻止し、主審はイエロカードを提示した。
その直後、両軍の選手たちが入り乱れるなど乱闘寸前の騒動が勃発。一部の選手はヒートアップし、相手を突き飛ばして怒りを露わにしており、一触即発の事態に会場は騒然となった。
後半に入るとレバンドフスキらを下げたバルセロナは、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン、フランス代表FWウスマヌ・デンベレ、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングらを投入。一方のレアルもスペイン代表FWマルコ・アセンシオ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ブラジル代表MFカゼミーロらを投入した。
後半にも両軍がヒートアップするシーンもあり、シーズン中と変わらぬ球際での激しい攻防を披露。バルセロナがパスを回して主導権を握り、後半27分にはコートジボワール代表MFフランク・ケシエがゴール前でビッグチャンスを迎えるも、レアルのベルギー代表GKティボー・クルトワが好セーブで防いだ。
終了間際にはデンベレが抜け出してバルセロナに決定機が訪れるも、クルトワが至近距離からシュートストップ。その後も攻めるバルセロナに対して、クルトワがビッグセーブを見せるなど強烈な存在感を放った。
守護神の躍動が際立ったレアルに対して、バルセロナは新戦力が結果を残し1-0で終了。因縁の対決をバルセロナが制した。