Jリーグ「次世代の天才」に海外注目 香川、南野に続く“日出ずる国の17歳新星” 「欧州で称賛されても不思議はない」

C大阪の17歳“ワンダーボーイFW北野颯太【写真:Getty Images】
C大阪の17歳“ワンダーボーイFW北野颯太【写真:Getty Images】

C大阪の17歳FW北野颯太に独メディア関心「セレッソ大阪は人材の宝庫」

 J1セレッソ大阪の17歳FW北野颯太をドイツメディアが「次の世代の天才」として注目している。

 2004年生まれの北野は20年に16歳2か月12日でプロデビュー。FW柿谷曜一朗(現・名古屋グランパス)が持っていたクラブ最年少出場記録を更新し、注目を集めた。今年2月にはプロ契約を結び、さらに3月のルヴァンカップの鹿島アントラーズ戦では17歳6か月17日でゴールを決め、FW南野拓実(現・モナコ)のクラブ最年少得点記録も塗り替えた。

 ドイツテレビ「SPORT1」は「セレッソ大阪は日本サッカー界の特に攻撃面の人材の宝庫」と取り上げ、ドルトムントで活躍したMF香川真司(現・シント=トロイデン)、リバプールからモナコへ移籍した南野らに続くタレントとして北野の名前を挙げた。「日出ずる国の新星と言われ、すでに最初の足跡を残している」と、これまでのキャリアやプレースタイルなどについて紹介した。

「身長172センチと小柄な北野はドリブルで相手のディフェンスを切り裂き、パスワークの良さも際立っている。ボールを持っていない時の攻守の切り替えにはまだ弱さは見られるが、その欠点を克服するための学習意欲は高い」

 今年5月のモーリスレベロトーナメントでは初戦のアルジェリア戦(1-0)で決勝点を決めるなど国際舞台でも結果を残した北野。「そう遠くない未来に、ヨーロッパでも称賛されるようになったとしても不思議はない」と、ドイツメディアはその将来性に大きな関心を寄せていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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