ネイマールが語った“日本サッカー” A代表&Jクラブとの対戦で抱いた印象は?
浦和戦後に日本サッカーに言及、自身の去就動向にも見解
フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)は7月23日に日本ツアーの第2戦で浦和レッズと対戦。後半途中から出場したブラジル代表FWネイマールは日本サッカーについて「質も強度もあるし、運動量がある。レベルアップしていると思う」と話した。一方で、去就についてはクリストフ・ガルティエ監督と微妙な距離感を感じさせた。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
PSGはフランス代表FWキリアン・ムバッペがスタメン出場し、ネイマールとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシはベンチスタートになった。前半にFWパブロ・サラビアとムバッペのゴールで2点リードしたPSGは、後半13分にネイマールとメッシを投入。FWアルノー・カリムエンドが追加点を奪い3-0で浦和に勝利した。
20日の川崎フロンターレ戦にスタメン出場して約60分間のプレーだったネイマールは、この試合では約30分間のプレー。自身について「自分の状態はフィットしている。これからチームとして改善していかないといけない」と話す。そして、日本サッカーについて「日本代表チームと対戦したこともあるけど、質も強度もあるし、運動量がある。レベルアップしていると思う」と話した。
今夏の移籍市場でチームを離れる可能性が指摘されているネイマールだが「ここに残りたいと思っているし、クラブからは何も言われていない。クラブがどんなプランを持っているかは分からないけど」と、本人の意向はPSG残留であると口にした。
一方のガルティエ監督は記者会見でネイマールについて「彼もシーズンの初めに良い気分でしっかりしたスタートを切っている。移籍市場が終盤になってきているが、彼が出るのか残るのか分からない。彼とは個人的にそれについて話したことがない。しかし、サッカー界はそうかもしれないが、それによって彼のトレーニングやチームの妨げになっているという感じはない。彼は非常に楽しそうにやっている」と、残留を確信しているわけではない様子だった。
ネイマールは今季就任のガルティエ監督について「まだそれについて話すのは時期尚早。コミュニケーションを取っていかないといけない」と話すにとどめた。残り約1か月間の移籍市場だが、ネイマールがPSGに残るかどうかの話題が収束することはなさそうだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)