クラブユース選手権U-18「注目タレント10人」 鳥栖U-18の逸材ボランチ、“中3でJデビュー”東京Vユースのレフティーら多士済々
プレミアEASTで得点ランク上位、FC東京U-18&横浜FMユースFWの決定力にも注目
■橋本陸斗(東京ヴェルディユース/MF)
注目度:★★★★★
ピッチに入れば学年は関係ない。年上にも遠慮せず、右サイドから左足を駆使したドリブル突破でチャンスを作り出す。バングラディッシュにルーツを持つレフティーは中学3年だった昨年2月にJデビューを飾っており、今季もリーグ3試合に出場。怖いもの知らずの17歳が大会の主役になる可能性は十分にある。
■熊田直紀(FC東京U-18/FW)
注目度:★★★★
U-18高円宮杯プレミアリーグEASTで得点ランキング2位の11ゴールを挙げている点取り屋だ。ゴールセンスだけではなく、身体の強さを活かしたポストプレーも得意としており、攻撃の起点になる存在としてチームに欠かせない。5月にはルヴァンカップに出場しており、期待の大きさが窺える。
■内野航太郎(横浜F・マリノスユース/FW)
注目度:★★★★
ゴール前での振る舞いは高校レベルを超えている。相手に寄せられても慌てず、どんな時も冷静にゴールを射抜く。シュートバリエーションが豊富で、空中戦、地上戦ともにゴールを狙うことが可能だ。U-18高円宮杯プレミアリーグEASTでは得点ランキングトップの12ゴールを挙げており、今大会における得点王候補の最右翼だ。
■貴田遼河(名古屋グランパスU-18/FW)
注目度:★★★★
FC多摩Jrユース時代から大器と目され、高校進学時に複数のJクラブユースが争奪戦を繰り広げたゴールゲッター。浮き球に合わせる技術が高く、ヘディングやボレーシュートといったワンタッチゴールを得意とする。今季はコンディションが整わなかったが、7月13日の天皇杯でトップチームデビュー。今大会は思い通りにプレーできなかった春先の悔しさをバネに活躍を誓う。
■南野遥海(ガンバ大阪ユース/FW)
注目度:★★★★
G大阪Jrユースに所属していた中学3年時にU-15高円宮杯でチームの優勝に貢献し、ユース昇格後も得点源として活躍してきた。推進力と得点感覚を武器に今季はトップチームのトレーニングにも参加。7月にはJ1デビューを飾るなど、同世代の仲間よりも一足先のステージに足を踏み入れた。迎えた高校最後の夏。中学時代から2トップを組む鈴木大翔とのタッグで日本一を目指す。
(FOOTBALL ZONE編集部)