名門ローマ、大物獲得の噂浮上 PSG“構想外”MFへ触手の可能性「関心を持っている」
ディバラ獲得に続き、PSGで構想外のワイナルドゥムへ関心か
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるセリエAのローマがアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに続く大物選手の獲得に関心を示しているようだ。
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昨シーズンのローマはモウリーニョ監督に率いられ、UEFAカンファレンスリーグで初優勝。セリエAでは6位に終わったが、今オフには指揮官の愛弟子ともいえるセルビア代表MFネマニャ・マティッチやユベントスを退団したディバラの獲得を決めるなど新シーズンに向けて着実に戦力を整えている。
そんなローマに新たな補強の噂が浮上している。ターゲットとして名前が挙がっているのがパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムだ。
イタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏は7月22日、自身のツイッターでワイナルドゥムが今夏にPSGに別れを告げると決意したとし、早急に移籍先を決めるために動いていると伝えた。PSGも近日中にローンで放出するための準備を進めているという。さらに同氏は「(ワイナルドゥムには)ASローマが本当に関心を持っている」と続けている。まだ公式な打診はないとしたものの、ディバラに続いてイタリアの首都へ渡る可能性が浮上している。
ワイナルドゥムは2016年から2021年までリバプールでプレーし、18-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝や19-20シーズンのプレミアリーグ制覇に大きく貢献。昨夏にPSGと3年契約を結んだが、思うような活躍を見せることができなかった。マウリシオ・ポチェッティーノ前監督に代わって就任したクリストフ・ガルティエ新監督の構想にも入っておらず、現在開催中のジャパンツアーにも不参加。加入からわずか1年でパリを去ることが確実となっている。
仏紙「レキップ」はワイナルドゥムがローマへの移籍を希望しており、両クラブは数日前からすでに交渉を行っているとも伝えている。ただし、現状では金銭面の条件を満たすことは難しいとしている。パリで居場所を失ったワイナルドゥムのローマ移籍は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)