開幕2連勝のバルサ監督がモウ&ペップ超え! スペイン史上最速の公式戦100勝達成

ビルバオに1-0と勝利し、ルイス・エンリケ監督が同一クラブでの記録を更新

 バルセロナはリーガ・エスパニョーラ第2節アスレチック・ビルバオ戦に1-0で勝利し、開幕2連勝を飾った。この1勝でチームを率いるルイス・エンリケ監督は、指揮官として史上最速で公式戦100勝を成し遂げたとスペイン紙「AS」が報じている。

 ビルバオの本拠地サン・マメスでバルサは苦しんだ。前半21分に左サイドのトルコ代表MFアルダ・トゥランが上げたクロスをクロアチア代表MFイバン・ラキティッチが頭で合わせて先制点を奪ったが、ビルバオの粘り強い対応の前にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが不発。ビルバオのDFベニャ・エチェバリアの強烈なシュートをドイツ代表GKマルク・テア=シュテーゲンが顔面セーブで防ぐなど肝を冷やす場面があった。

 バルサらしい鮮やかな攻撃こそ炸裂しなかったが、1-0で手堅く勝利。指揮官は「ここサン・マメスではとても難しいプレーを強いられるが、ホームへ幸せな気持ちで帰れる。この勝ち点3は大きな信用となる」と称賛した。

 2014-15シーズンから指揮を執り、今季3年目となるルイス・エンリケ監督は、かつての名将を超える偉業を達成したという。この日で126試合の指揮となったが、スペインの同一クラブで公式戦100勝(13分13敗)に到達。この成績はジョゼ・モウリーニョ氏(現マンチェスター・ユナイテッド監督)の133試合、ジョゼップ・グアルディオラ氏(現マンチェスター・シティ監督)の139試合を上回るペースで、近年のバルサの安定感を象徴している。

 

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