マンU栄光の背番号「7」が5年連続で変更危機… 不発のデパイを移籍金35億円で放出方針固める

14年オランダリーグ得点王の実力見せられず

  かつてはエリック・カントナをはじめ、デイビッド・ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドなど偉大な名手が背負い、「栄光の7番」と称されたエースナンバーの価値は薄れてしまったのだろうか。「7」のユニホームは12-13シーズンに元イングランド代表FWマイケル・オーウェンからエクアドル代表DFアントニオ・バレンシアに渡った。しかし、バレンシアは翌年にそのプレッシャーの大きさからわずか1年で返上。13-14シーズンは空き番号となり、14-15シーズンには新加入のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが背負ったが、1年で退団。新たに受け継いだデパイも移籍となれば、5シーズン連続で背番号7が入れ替わる異常事態となる。

 オランダ代表からも遠ざかるなど苦境の時を迎えているデパイだが、プレミアで輝けない現状で35億円クラスのオファーが届くのだろうか。その場合、わずか1年で新天地へ向かうことになる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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