ブンデス開幕の日本人対決は明暗クッキリ 武藤1ゴールも香川にはチーム最低評価も

試合は香川ドルトムントが勝利

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は27日のブンデスリーガの開幕戦のマインツ戦に先発フル出場したが、不発に終わった。FWオーバメヤンのドッペルパック(1試合2得点)によってドルトムントが2-1の勝利を収めたが、香川は独メディアから厳しい評価を下された。一方、マインツのFW武藤嘉紀は途中出場でゴールを決め、日本代表選手二人の活躍は明暗がくっきりと分かれた。

 辛口採点で知られる独地元紙「ルール・ナハリヒテン」の採点(1が最高、6が最低)で、香川は単独ワーストとなる4.5点が付けられた。22日のDFBポカール1回戦、アイントラハト・トリアー戦では2得点と爆発したが、この試合では沈黙。トップ下の位置で相手の厳しいマークを受けたこともあり、本領発揮とはいかなかった。

 チーム最高点は後半43分にPKを奪取したFWシュールレで2.5点。トゥヘル監督の愛弟子がドルトムントでのブンデスリーガデビュー戦で一仕事を成し遂げた。2得点のFWオーバメヤン、果敢なドリブルを見せたFWデンベレ、DFバルトラ、DFソクラティス、GKビュルキが3点で続いた。MFカストロら4人が3.5点だった。

 

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