C・ロナウドは「驚きの場所に移る」 英人気司会者が“意味深発言”「ユナイテッドに残ることはない」

去就注目のFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
去就注目のFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

人気司会者のピアーズ・モーガン氏が、「頻繁にやり取りした」印象を語る

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今夏の移籍市場でクラブを離れる可能性が報じられている。そんなロナウドと最近、頻繁に会っていたというイギリスの人気司会者であり、大のアーセナルファンであるピアーズ・モーガン氏は、会話の内容こそ明かさなかったが、「気持ちはすでにユナイテッドから離れている」と、エリック・テン・ハフ監督の率いるクラブに合流する可能性が低いことを示唆した。英メディア「talk SPORT」が報じている。

 すでにユナイテッドは、新シーズンに向けた準備をスタートしており、タイとオーストラリアでツアーを行っている。しかし、移籍を志願しているとされるロナウドは「家庭の問題」を理由に遠征に帯同していない。ロナウドと友人関係にあるモーガン氏は、「先週、頻繁にやり取りをした」と明かし、ユナイテッドを離れることを予想した。

「私はクリスティアーノ・ロナウドが、マンチェスター・ユナイテッドの選手として再び試合でプレーすることはないように思う。彼の気持ちは、すでに離れていると思うんだ。私たちが何を話し合ったかは言わないけれども、クリスティアーノとマンチェスター・ユナイテッドは同じ目標を持てていない。契約している選手、昨シーズンの姿勢、最終的な順位、そしてCL(UEFAチャンピオンズリーグ)に出場できないこと。彼の立場にいたら、キャリアの終盤に差し掛かり、もっとタイトルを獲得したいと思ったなら、計算しなければならない。『ユナイテッドに残って、それが実現できるのか?』とね」

 今シーズンからユナイテッドの監督に就任したエリック・テン・ハフ監督に対して、不満があるわけではないという。「彼はクラブのトップダウンのやり方が、正しくないと感じているんだ。新監督への反発ではない。彼は新監督をリスペクトしている。あくまでも現在のユナイテッドに対しての反応だ。彼の気持ちは、彼にしか分からない。だが、彼がどう感じているかと聞かれたら、私は彼がマンチェスター・ユナイテッドに残ることはないと思う。驚きの場所に移ることになると思うよ」と、現在、スペイン1部アトレティコ・マドリードへの移籍が報じられているロナウドについて、ピアーズ氏は意味深な発言をしている。

 なお、日本代表DF冨安健洋も所属するアーセナルの大ファンとして知られるピアーズ氏は「私は、私の持てる力すべてで、彼をアーセナルに加入させようと努力をしている。18歳の時、彼はアーセン・ベンゲル監督の率いるアーセナル加入に近づいていたが、ユナイテッドがスポルティングと親善試合をした後、ファーガソン監督は彼と契約するまで、試合を終えなかった。私は、彼がついに家に戻ってくると信じているよ! ガブリエル・ジェズスとエディー・エンケティアと彼が並ぶ前線なんて、ファンタスティックじゃないか!」と、アーセナル加入も諦めていないようだ。

 バイエルン・ミュンヘンやチェルシーは、すでに獲得を見送る声明を発表しているなか、多くの選択肢が残っているとされるロナウドは、マンチェスターを離れることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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