「韓国戦は厳しい戦いになる」 元日本代表MF松井大輔が「更なるアピール合戦」を要求する理由は?
松井大輔がYouTubeチャンネルで香港戦を総括
森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング24位)は7月19日、E-1選手権初戦で香港(同145位)相手に6-0で快勝した。A代表経験者のMF相馬勇紀(名古屋グランパス)、デビューを飾ったFW町野修斗(湘南ベルマーレ)とFW西村拓磨(横浜F・マリノス)がそれぞれ2ゴールを挙げたが、元日本代表MF松井大輔(Y.S.C.C.横浜)は自身の公式YouTubeチャンネルで「更なるアピール合戦が必要!」と説いた。
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森保監督は香港戦で、DF畠中槙之輔、MF岩田智輝、MF藤田譲瑠チマ、MF水沼宏太、FW西村拓真と横浜FM勢を5人スタメンで起用。立ち上がりからプレスをかけると、前半2分にMF相馬が直接FKを決めて先制に成功する。
前半20分にDF山根視来(川崎フロンターレ)のクロスに町野がヘディングで合わせてA代表初ゴール。その後、同じくA代表デビューの西村が2ゴール、相馬と町野もこの日2点目を挙げて、6-0で快勝を飾った。
国内組だけで臨むE-1選手権で白星スタートを切ったなか、中継の解説も務めた元日本代表MF松井が公式YouTubeチャンネルで「更なるアピール合戦が必要!」と題した動画を公開。「今日の試合は良かったけど、もっと自分らしさ、個性を出していい」と、Jリーガーたちにメッセージを送った。
「選手がアピールしたいということもありますし、最初にプレッシャーを激しく行ったのでFKを取れてから得点を挙げられた。主に右(サイド)が機能していたと思います。フロンターレ組の谷口(彰悟)くんと山根(視来)くん、水沼(宏太)くんのところで、西村くんが絡んで3人目の動きと、チャンスを作っていた。相馬くんのヒール(でのゴール)はすごく好き。香港はそこまで強くはないけど、選手のアピールはまだ始まったばかり。中国戦、韓国戦がどういうふうになってくるか。アピールの場だと思う。森保監督は、選手はギラギラして自分を選んでほしいとアピールしてほしいと言っていた。結果を残しているけど、自分を使えと、鋭い目や欲を出してほしいと(元日本代表監督の)岡田(武史)さんも同様のことを言っていた。みんなにチャンスがあると思う。(7月27日に行われる第3戦の)韓国戦は厳しい戦いになる。頑張ってください」
中国戦、韓国戦でさらなるハイパフォーマンスを披露するJリーガーは現れるのか。アピール合戦の激化が待たれるところだ。