「自分の良さを出している」 元日本代表監督の岡田武史氏が香港戦前半で評価した選手は?
32歳でA代表デビューを飾った水沼の泥臭さを評価
森保一監督率いる日本代表は7月19日、E-1選手権初戦で香港代表と対戦し、前半を4-0で折り返した。5選手が先発でA代表デビューを飾るフレッシュな顔ぶれとなったなかで、元日本代表監督の岡田武史氏は、MF水沼宏太(横浜F・マリノス)のパフォーマンスを称賛した。
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FW西村拓真(横浜FM)がA代表初ゴールを含む2ゴールと活躍したなかで、前半を終えて岡田氏が称賛したのは、この日、32歳で代表デビューとなった水沼だった。元日本代表MF松井大輔(Y.S.C.C.横浜)が、「水沼、ずっと声を出して、気合いが入っていると思います」と言うと、かつて横浜FMを率いていた時に、下部組織の選手としての水沼を知る岡田氏は「宏太はね、本当にアグレッシブにハードワークして戦える。そして正確なキックを持っている。ある意味、今までの代表にないものを持っているところもあるんです」と指摘した。
そして、「現実、西村のターンをして決めたシュートも、宏太がスライディングしてボールを奪ったところからです。そういう泥臭い選手も必要。自分の良さを彼は出していると思います」と、前半の45分を終えて水沼がいいアピールができていることを強調した。
右サイドから再三にわたって持ち味でもあるクロスを供給してチャンスを作ってきた水沼。遅咲きの代表デビューを果たしたMFが、この後のE-1選手権でどれだけ存在感を示せるかにも注目だ。
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