英サッカー協会、「12歳以下ヘディング禁止」規定導入を発表 現地紙「2023-24シーズンから永久に禁止の可能性」

イングランドサッカー協会が12歳以下のヘディングが禁止を発表(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
イングランドサッカー協会が12歳以下のヘディングが禁止を発表(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

2022-23シーズンから新たな試み、目的は「怪我など潜在的なリスクの軽減」

 イングランドサッカー協会(FA)は現地時間7月18日、12歳以下の選手たちのヘディングを禁止する新しい規定を導入すると発表した。

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 FAは公式サイトにて「2022-23シーズン、12歳以下の試合におけるヘディング廃止を試行へ」と題した声明を発表。「FAは、2022-23シーズンからイングランドの12歳以下のサッカーの試合で、ヘディングを排除する新しい試みを国際サッカー協会理事会 (IFAB)から承認された」と記している。

 目的は「頭同士の接触、肘と頭の接触、頭から地面への接触による怪我など、ヘディングに関連する潜在的なリスクを軽減すること」としている。また「この試みが成功した場合、2023-24シーズンの開幕から12歳以下のすべての試合について、IFABに法改正を申請する予定」と綴った。

 英紙「ガーディアン」は「ヘディングの繰り返しと神経変性疾患との関連性について研究が進められているなか、ヘディングの潜在的なリスクを軽減するためのFAの試みの一環」と評価しており、「2023-24シーズンから12歳以下のヘディングを永久に禁止する可能性がある」と注視している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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