ドルトムントに衝撃 新加入FWハラーが体調不良で検査…精巣腫瘍の発見で緊急離脱
今夏にアヤックスから新加入のFWハラー、ハーランドに代わるエース候補
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントは、今夏にアヤックスから新加入したコートジボワール代表FWセバスティアン・ハラーがプレシーズン中のチームから離脱したことを発表した。体調不良を訴えたストライカーは検査の結果、精巣腫瘍が見つかったという。
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28歳のハラーはフランスのオセールでプロキャリアをスタートさせ、2014年にオランダのユトレヒト、17年にドイツのフランクフルト、19年にイングランドのウェストハムへ移籍するなど欧州クラブを渡り歩いてきた。フランクフルトでは元日本代表MF長谷部誠とともにプレーしている。
21年1月にはオランダの名門アヤックスに移籍。昨季はUEFAチャンピオンズリーグでデビューから7試合連続ゴールという強烈なインパクトを残し、さらに国内リーグ戦では21得点で得点王に輝いた。
マンチェスター・シティへ移籍したノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドに代わるエース候補としてドルトムントへ加入したハラーだが、月曜日(7月18日)に体調不良を訴えたという。検査の結果、精巣に腫瘍が発見されたため、スイスで行われているトレーニング・キャンプから離脱した。クラブによれば、今後数日間にわたってさらなる検査が行われるという。
ドルトムントのスポーツディレクター、セバスティアン・ケール氏は公式サイトを通じ、「このニュースはセバスティアン・ハラーと、そのほかのすべての人にとってショックなものだった」とコメントを発表。「BVBファミリーはセバスティアンが1日でも早く完全に快復し、再びハグできることを願っている。彼が最高の治療を受けられるよう私たちは全力を尽くす」とエールを送った。
(FOOTBALL ZONE編集部)