今夏、サンプドリアからシャルケへ　吉田の好プレーに歓声と拍手

　今夏、イタリア1部サンプドリアからドイツ1部シャルケへ移籍した日本代表DF吉田麻也の評価は、早くもうなぎ上りのようだ。現地時間7月17日にアウクスブルクとの親善試合（1-1）を行い、スタメン出場した吉田について「シャルケのファンがすでに絶賛している」と指摘。ファンから「信じられない」「希望を与えてくれる」と賛辞が上がっている。ドイツメディア「DER WESTEN」が伝えた。

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　今月13日に行われたサレルニターナ（0-0）とのテストマッチで新天地デビューを果たした吉田。アウクスブルク戦ではスタメンに名を連ね、後半途中までプレーしたなか、「アウクスブルクとの親善試合で、この新戦力はファンを納得させた」と報じている。

　1部昇格に貢献したDF板倉滉（ボルシアMGへ移籍）と入れ替わる形で加入した吉田は最終ラインに入り、安定したプレーを披露。身体を入れて相手の突破を阻止した際には歓声と拍手が送られるなど好プレーを見せており、「吉田麻也は、シャルケですでにその存在感を示している」と称えた。

　また「シャルケの守備は安定しているように見える。1回しかチャンスを許さなかった。吉田は、強力なリーダーシップ、正確なパス、そして信じられないほどの冷静さで輝いていた。このベテランがシーズンを通してこのレベルを維持できれば、シュレーダー（SD）はまたしても王様を手に入れたことになる。シャルケのファンはすでに絶賛している」と言及し、「ファン大興奮！『まるでプレイステーション？』」とコメントも紹介した。

　さらに「吉田はこんなにも冷静さをもたらしてくれるのか。信じられない」「吉田はまたしても王様のような移籍」「クラウスと吉田は希望を与えてくれる」などの声も届けており、新天地で早くも信頼を掴み取りつつあるようだ。