谷口彰悟、日本代表キャプテン指名で森保監督から“リクエスト” 「とにかくコミュニケーションを取ってほしい」

E-1選手権に挑むDF谷口彰悟【写真:高橋 学】
E-1選手権に挑むDF谷口彰悟【写真:高橋 学】

7月のE-1選手権で香港、中国、韓国と対戦

 森保一監督率いる日本代表は7月のE-1選手権で香港(19日)、中国(24日)、韓国(27日)と対戦する。18日のオンライン取材に応じたDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)は国内組で臨むメンバーの中でキャプテンに指名されたことを明かし、指揮官からのリクエストについても言及している。

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 E-1選手権は国内組で編成されたなか、11月のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けて最大のアピールの場となる。谷口は「国内でやっている選手のみの集まりで、久々の選手も、初めて呼ばれた選手もいる。僕自身、初めて話す人もいる」という状況のなか、森保体制でコンスタントに招集されている谷口がキャプテンに指名された。「実際に昨日集まって、ミーティングもした。その際にキャプテンをやってもらうと伝えられた」と明かしている。

「大切なのはそれぞれの持ち味やパーソナリティを理解して、良さをチームで把握しながら引き出し合わないといけない。特に急造チームにとっては普段どおりできることがあまりない。意識して積極的にコミュニケーションを取ることには取り組まないといけない。それぞれ、そこを意識していると思う。ピッチ外のところでも積極的に色々な話をしてやっていこうと言っている」

 初招集組もいるなかで「急造チーム」の印象は拭えないなか、キャプテンに指名された谷口はチームのまとめ役を担う。「それぞれ結果が欲しい、結果を出したい部分でいけいけどんどんになる部分がゲームで出ると思う。その時に誰を残すかは後ろの僕らの仕事」と自覚しており、「6月の試合でも結果を出そうとどんどんいって、後ろが足りない時があった。その反省を踏まえ、残すべき選手を残すように声をかけたい」と語る。

 キャプテン指名にあたって森保監督とも言葉を交わし、「そんなに改まった話はしていないけど、とにかくコミュニケーションを取ってほしいと言われた。ピッチ内もそうだけど、ピッチ外のところ」と振り返る。指揮官からの“リクエスト”もあったなか、「初招集の選手もいるので、緊張やプレッシャーもあると思う。そういうものをできるだけほぐすのもそうだし、僕のことも知ってほしいし、相手のことも知りたい。短期間でもチームにならないと勝てない。それを率先してやって周りに伝染させ、みんなでやっていきたい」と力を込めていた。

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