プレシーズンマッチ後、指揮官が今夏の補強に言及「まだ複数の選手をチームに加える」

　日本代表FW古橋亨梧をはじめ、日本人4選手が所属するスコットランド1部セルティックは、7月16日に行われたプレシーズンマッチで、イングランド2部ブラックバーンと対戦し、2-2で引き分けた。試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は、次の1週間で2人の選手が加入することになるとコメントをした。セルティック専門メディア「67 Hail Hail」が報じている。

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　古橋が先発し、日本代表FW前田大然と元日本代表MF井手口陽介がベンチスタートだった一戦で、セルティックは先制点を許したものの、前半のうちに逆転。しかし、リードを守り切れずに後半30分に同点に追いつかれ、2-2という結果で試合を終えた。

　今夏の移籍市場でセルティックは、レンタル移籍だった前田、ジョタ、キャメロン・カーター＝ヴィッカーズを完全移籍で獲得。ほかにもアレッサンドロ・ベルナベイ、ベンジャミン・ジクリストらを獲得している。だが、補強はまだ終わっていないようだ。

　試合後、ポステコグルー監督は「私たちは間違いなく、まだ複数の選手をチームに加える」と明言。さらに「次の7日間のうちに発表できることを期待している。私たちは忍耐強くなければいけなかったし、それが急ぐこと以上に重要だった。私はチームの助けとなる2人の加入に近づいていると自信を持っている」と、選手名は明かさなかったものの、補強をすることを明かしている。

　また、現在のチームについて「スカッドは、とても良い状態に見える。だが、今日のように数人の選手を欠いた際に、私たちの力を落とさないようにしたい」と、日本代表DF旗手怜央とギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスが不在で、勝ちきれなかった試合を振り返った。

「67 Hail Hail」も「この数週間、補強について名前が挙がっている選手は少ない。クラブが誰をターゲットとしているのかは、ちょっとしたミステリーであり、この7日間はエキサイティングな気持ちで過ごせるだろう」と、報じている。

　5人目の日本人選手の加入が実現するかも注目のセルティックの動向だが、果たしてスコットランド王者は、誰を獲得することになるのだろうか。