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ルーニー、MLSクラブでの補強策に海外注目 スアレスに続き…不遇のマンU戦士に熱視線
かつてユナイテッドで共闘したフィル・ジョーンズに関心と英指摘
今シーズンからアメリカMLS(メジャー・リーグ・サッカー)のDCユナイテッドで指揮を執る元イングランド代表FWウェイン・ルーニー監督は、新戦力の補強を目指している。昨シーズンまでスペイン1部アトレティコ・マドリードに所属していた元ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに続き、元イングランド代表DFフィル・ジョーンズにも関心を示していると、英紙「ザ・サン」が報じている。
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昨シーズンまでルーニー氏が監督を務めていたイングランド2部ダービー・カウンティは、収益性と持続性に関する規則を違反し、勝ち点をはく奪。その影響もあり3部に降格したことを受け、ルーニー氏は同クラブの監督を辞任した。その後、オファーを受け、現役時代に所属したDCユナイテッドへの監督就任が発表され、先週のはじめに正式に監督に就任した。
チームの補強にも動いているルーニー監督は、フリー選手となっているスアレスへの関心を示していたが、続いてマンチェスター・ユナイテッドでチームメイトだったジョーンズの獲得にも乗り出したようだ。
「ザ・サン」紙によると、「この2シーズンに渡って、オールド・トラフォードで悪夢の時間を過ごしていたジョーンズは、自分自身の力を証明することに、これ以上なく飢えている。ルーニー監督は昨シーズンも、ダービーでこのセンターバックを獲得しようとしていた。ダービーの経済的な問題に加え、ジョーンズはオールド・トラフォードで自分の力を示したかったために、この移籍は実現しなかった」と、ルーニー監督がジョーンズを高く評価していることを伝えている。
現在、ジョーンズはタイとオーストラリアで行われているユナイテッドのプレシーズン・ツアーに参加せず、新シーズンに向けてコンディション調整に努めているという。さらに、エリック・テン・ハフ監督は、昨季まで指揮を執っていたオランダ1部アヤックスからアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスの獲得を希望しており、今季もジョーンズの立場は危ういという。
また、テン・ハフ監督の希望するチーム作りを実現するために、ユナイテッドもジョーンズの放出を阻止する可能性は低いようだ。ユナイテッドで活躍を見せた2人が、アメリカで再び共闘することになるのか、今後の動向が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)