韓国で“ソン・フンミン・フィーバー” ユニ爆売れ、試合チケット即完売…「ベッカム以上のアイドル的存在」
昨季プレミアリーグ得点王、韓国内で人気爆発中
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは昨季プレミアリーグで23得点を挙げ、アジア人として初めて同リーグで得点王を獲得した。このストライカーの人気は今、韓国内で爆発していると英紙「デイリー・メール」が報じた。
ソン・フンミンは現在トッテナムの一員としてプレシーズンツアーで韓国に滞在中。13日にはソウルワールドカップ競技場でKリーグオールスターとの試合(6-3)に出場し、2得点を決めて母国のファンを熱狂させた。
この試合には6万4千人以上の観客が足を運ぶ盛況ぶり。ライブ配信も200万人以上が視聴し、単一のスポーツイベントのストリーミング視聴者数としては歴代最多を記録した。また、16日に行われたセビージャ戦(1-1)も4万4000枚のチケットがわずか20分で完売。さらに韓国では直近の6週間で、トッテナムの「Son 7」ユニフォームが4800枚も売れるなどまさに“ソン・フンミン・フィーバー”が巻き起こっている。
この熱狂について「デイリー・メール」紙は「ソウルで“ソニーマニア”が急増」と報じている。その中で掲載されたファンのコメントによれば、ソン・フンミンの人気ぶりはかつての元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏をも凌ぐ勢いだという。
「デイビッド・ベッカムが英国のサッカー界のアイドルだということは知っています。当時私は英国に住んでいました。今、韓国でソニーはそれ以上のアイドル的存在です。全ての韓国メディアがトッテナムについて伝えています。それもいいことばかり。ここでは(トッテナムが)マンチェスター・ユナイテッドよりも大きな存在です」
トッテナムがUEFAチャンピオンズリーグにも出場する今シーズンの活躍次第では“ソニーマニア”の数はさらに増えていきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)