バイエルン幹部、C・ロナウド獲得をきっぱり否定 「我々にとって論題にはなっていない」
移籍を希望しているとされるC・ロナウドだが行先は…
バイエルン・ミュンヘンが噂されていたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド獲得についてあらためて否定した。ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(→バルセロナ)の放出が決まったが、その後釜に37歳を迎え入れるプランはないようだ。
ロナウドはクラブの補強が思うように進まず、競争力低下を懸念して退団を希望していると伝えられていた。これまでにパリ・サンジェルマン(PSG)やチェルシー、バイエルンなどが移籍先の候補として挙がっていた。
しかし、バイエルンはロナウドの高額年俸などを理由に獲得に関心がないことを明らかにしていた。7月16日にエースのレバンドフスキのバルセロナ移籍で合意に達したが、それでもロナウドの獲得に動く可能性はないようだ。
クラブの補強を担うバイエルンのハサン・サリハミジッチSDはドイツテレビ「SPORT1」で「クリスティアーノ・ロナウドのキャリアとこれまでの成功には敬意を払っている。だが、繰り返すように、それはそれで、(ロナウドの獲得は)我々にとって論題にはなっていない」と断言。獲得の噂をあらためて否定した。
すでにチェルシーやPSGもロナウドの獲得から手を引いていると見られる。また、サウジアラビアから巨額オファーが届いたと報道もされたが、欧州トップレベルでのタイトル獲得を望むロナウドに中東移籍の選択肢はないだろう。昨夏に2年契約(1年の延長オプション付き)を結んだ“レッドデビルズ”に残るのが現実的といえるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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