久保建英、ソシエダ移籍の“条件”判明? レアルは8.4億円で保有権50%「買い戻すことが可能」
レアルもウーデゴールと同様の成長を期待とスペイン紙が報道
スペイン1部レアル・マドリードに所属する日本代表MF久保建英は、レアル・ソシエダへの完全移籍が決定間近と報じられている。そうしたなか、スペイン紙「マルカ」は、レアル・マドリードが保有権の50%を残す形での移籍になることを報じている。
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ソシエダは、早い段階から久保の獲得に動いていたとされるが、すでに移籍についての大筋は6月中には合意に達しており、その後は細部に関する交渉が続いていたようだ。当初、レアルはレンタル移籍での放出を望んでいたが、ソシエダ側は完全移籍での獲得を希望していたという。
この問題について、「マルカ」は「久保の保有権の半分を600万ユーロ(約8億4000万円)で売却することで解決した。アタッカーの保有権の半分を手渡しても、残りの50%の保有権はレアル・マドリードが保有することになり、残り5シーズンの間は買い戻すことが可能となる」と報じ、「レアル・マドリードは、この移籍後の復帰を期待しており、マルティン・ウーデゴールのように成長して戻ってくるための理想的な環境があると感じている」と、レアルも久保のポテンシャルに期待し続けていることを指摘した。
現在はイングランド1部アーセナルに所属するノルウェー代表MFウーデゴールは、2019-20シーズンから2シーズンの契約でソシエダにレンタル移籍。しかし、2019-20シーズンに素晴らしいパフォーマンスを見せたことから、レアルが1年で呼び戻していた。こうしたこともあり、今回、ソシエダは久保の保有権を得ることを条件にしていたと見られている。
ウーデゴールはレアルで主力になることが叶わなかったが、アーセナルというビッグクラブで主力に定着。来週中にも正式に移籍が発表される見込みの久保は、どのような活躍を見せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)