神戸FW大迫が3試合連続弾、土壇場の痛恨失点で鹿島と1-1ドロー 神戸の連勝は3でストップ
大迫勇也の一撃で神戸が先制、終了間際に鹿島MF和泉竜司が同点ゴール
ヴィッセル神戸は7月16日のJ1リーグ第22節で鹿島アントラーズと対戦。FW大迫勇也の3試合連続ゴールで神戸が先制した一方、終了間際にMF和泉竜司に同点ゴールを献上し、1-1ドローに終わった。
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直近リーグ戦3連勝の神戸に対して、2試合連続ドローの鹿島が県立カシマサッカースタジアムで対戦したなか、序盤は一進一退の攻防が続く。
ハプニングが起きたのは前半36分だった。神戸FW武藤嘉紀が相手選手と交錯し、右足を負傷。自ら歩いてピッチを去り、大迫と緊急交代を強いられた。
前半を0-0で折り返したなか、後半7分にスコアが動く。大迫が右サイドのFW小田裕太郎にボールを展開すると、小田がペナルティ-エリア右脇から正確なクロスを供給。ニアサイドに走り込んだ大迫がヘディングシュートを放ち、ファーサイドに決めた。
後半15分には大迫と競り合った鹿島DFキム・ミンテが手を使って突破を阻止。これでイエローカードを受け、2枚目で退場処分を受け、鹿島は1人少ない数的不利の状況へと追い込まれた。
1点リードし、さらに数的優位に立った神戸はボールを回しながらじっくりと攻める姿勢も見せた一方、鹿島も粘り強く反撃。すると後半42分、ロングパスに反応したFW鈴木優磨がヘディングで落とし、最後は和泉がボレーシュートを叩き込んだ。
試合はそのまま1-1で終了。両者で勝ち点1を分け合う痛み分けに終わり、神戸は惜しくも4連勝を逃した。