サッカー界でも広がるイタリア中部地震への支援の輪 本田も230万円を寄付
イタリアの各クラブ、選手が被災地の支援に動く
イタリア中部で24日に起きたマグニチュード6.2の大地震は、26日時点で死者が250人以上に達するなど甚大な被害を出しているが、イタリアスポーツ界では支援の輪が広がっている。ACミランの日本代表FW本田圭佑も、2万ユーロ(約230万円)をイタリア赤十字社に寄付したと、地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
いまだに余震の続くイタリア中部の大地震を受け、イタリアスポーツ界は結束を深めている。サッカー、フェンシング、バレー選手のユニフォームがオークションにかけられ、その売り上げが被災地支援のために寄付されている。
パレルモのザンパリーニ会長は、本拠地ナポリ戦の売り上げをすべて寄付することを決定。ナポリのデ・ラウレンティス会長も、27日のミラン戦の売り上げの一部を寄付することを決めた。フィオレンティーナのデッラ・ヴァッレ会長は、キエーボ戦でのチケット売り上げを地震の被害者の家族に寄付するなど、様々な動きを見せている。
選手個人にも、支援の輪は広がっている。本田とユベントスのドイツ代表MFサミ・ケディラは、それぞれ2万ユーロを寄付。ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラはユニフォームをオークションに出し、収益を被災地支援に充てるなど様々な支援活動が行われている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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