C・ロナウド、今夏の移籍候補「4クラブ」を英指摘 新天地に名門バルセロナも浮上か
CL出場熱望でユナイテッド退団希望か、今夏の去就動向が注目
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今夏の移籍市場での移籍を目指していると報じられている。5度のバロンドールを受賞した37歳の行方は大きな注目が集まっているが、英紙「デイリー・エクスプレス」によると、選択肢はかなり限られているようだ。
ロナウドは、クラブが2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したことに加え、新シーズンに向けた戦力補強も進まないことに苛立ち、クラブを離れる決意をしたという。これまでドイツ1部バイエルン・ミュンヘンやイングランド1部チェルシーが関心を示していたとされるが、この両クラブはロナウド獲得レースから撤退したようだ。
そうしたなかで、ロナウドに対する関心を持ち続けていると報じられているのが、イタリア1部ナポリだ。イタリアの古豪は、ロナウドが出場を熱望しているCLでプレーする機会を与えることができる。また、スペイン1部レアル・マドリード時代に一緒に仕事をしていたジョゼ・モウリーニョ監督の率いるローマも、ロナウドに関心を示しているという。ただし、ローマはCLの出場権を得ていないことに加え、レアル時代に2人は何度か衝突しているため、ロナウドが再びモウリーニョ監督の下でプレーすることを希望するかも、決断のポイントになりそうだ。
ユナイテッドへ最初の移籍をする前に所属していたポルトガル1部スポルティングCPへの復帰も、選択肢としては残っているようだ。ただし、母国の名門にとっては、ロナウドの超高額な年俸が障害になる可能性が高いという。そして、残る1クラブとして名前が挙げられているのが、スペイン1部バルセロナだ。昨夏にはユナイテッドのライバルであるマンチェスター・シティへの移籍の可能性も取りざたされたが、レアル・マドリードの永遠のライバルであるクラブに加入することを望むかも注目される。
記事では「ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、ロナウドが売却対象ではないと表明した。さらに赤い悪魔が移籍を認めることになっても、バイエルンとチェルシーの撤退により、理想的な行き場所とはほど遠い居場所を選ばなければいけなくなっている」と、選択肢が減っていることを強調している。
世界中が注目しているロナウドの去就だが、チームの合流を遅らせているアタッカーは、このままユナイテッドを離れることとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)