シャルケ移籍の吉田麻也、指揮官が“冷静さ”を称賛 「ナーバスにならず、解決策を見つけられる」
フランク・クラマー監督がテストマッチの出来を評価
ドイツ1部シャルケのフランク・クラマー監督が、新加入の日本代表DF吉田麻也の冷静なパフォーマンスを称賛している。ドイツ地元紙「ルール・ナハリヒテン」が報じている。
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33歳の吉田は昨季限りで2年半在籍したイタリア1部サンプドリアを退団。その後、シャルケと1年契約を結び、初のブンデスリーガ挑戦となるシーズンに向けて準備を進めている。
シャルケはオーストリアでプレシーズンキャンプを行っており、7月13日にはセリエAのサレルニターナとテストマッチを実施。その試合で吉田は新天地デビューを飾っていた。
0-0の結果にクラマー監督は「もっとフィニッシュの回数を増やす必要がある」と無得点に終わった攻撃面での課題を挙げた一方、「非常に高いインテンシティーをピッチに持ち込めた。ディフェンス面ではピッチ上で全員が協力できたことが重要だった」と守備面での手応えを示した。
そして、指揮官はポーランド代表DFマルチン・カミンスキーと並んでセンターバックとしてプレーした吉田に対して、賛辞を送っている。
「彼はとても落ち着いてプレーして、ほかの選手たちに指示を出していた。ボールを持った時、彼はナーバスになることなく、解決策を見つけることができる」
フィールドプレーヤーではドイツ人FWシモン・テロッデ(34歳)に次ぐ年長選手の吉田。新加入とはいえ、チームを引っ張るリーダーとしての役割が期待されるが、すでに指揮官からは厚い信頼を得ているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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