バルサ移籍希望のレバンドフスキ、バイエルン練習合流も“孤立”と現地報道 「フラストレーションは募るばかり」
ナーゲルスマン監督やチームメイトとほとんど話さず
スペイン1部FCバルセロナへの移籍希望を明らかにしているポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが、現地時間7月13日にドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの練習に合流したが、無気力な様子で、指揮官やチームメイトともほとんど会話せずに孤立した状況だったと、ドイツメディアが報じている。
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レバンドフスキはバイエルンとの契約を2023年まで残しているが、今夏の移籍を希望。バルサと個人合意に達しているという報道がある一方で、バイエルンはバルサからの4000万ユーロ(約56億円)+500万ユーロ(約7億円)のオファーに納得していないため、交渉は行き詰まっている状況だ。
レバンドフスキは移籍を認めないクラブに対して不満を抱えているようだが、現地時間13日にようやくプレシーズンに合流。バイエルンで練習に今季初参加した。しかし、ドイツ紙「ビルト」によれば、練習に取り組むレバンドフスキは無気力な様子で、ユリアン・ナーゲルスマン監督やチームメイトとほとんど話すこともなかったという。また、重要な戦術練習にも参加せず、完全に孤立している格好だ。
ドイツ放送局「SPORT1」も「レバンドフスキのフラストレーションは募るばかり」と、ポーランド代表FWの現状についてレポートしている。昨シーズン途中からナーゲルスマン監督の采配に不満を抱えており、すでに気持ちはバイエルンから遠く離れている。記事によれば、「(レバンドフスキは)ナーゲルスマンとバイエルンにはもう未練がないことを身近な人に知らせている」という。
また、レバンドフスキはバルサからのオファー額(4000万ユーロ+500万ユーロ)は妥当だと感じており、それを受け入れないクラブの扱いは不当だと感じているようだ。
世界屈指のストライカーをめぐる去就問題はどのような決着を見るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)