日本代表OBがE-1選手権で期待する注目プレーヤー4人 「とんでもないクロス」の持ち主は?

32歳の水沼宏太の高精度クロスは必見

■水沼宏太(横浜F・マリノス/MF/32歳)
今季J1成績:18試合(1023分)出場、4得点6アシスト
A代表通算:初招集

 宏太は6月のJ1月間MVPに輝くほど、パフォーマンスが充実しています。32歳になりましたけど、もともとスピードがあるタイプなわけではなく、逆に動きの質、クロスの質は上がっていて、相当期待している選手です。

 ワールドカップ出場も年齢的にラストチャンス。宏太のリーダーシップは素晴らしいし、とんでもない精度のクロスが入ってくるので、中で町野修斗や西村拓真が待っていたら、いいコンビネーションが出ると思います。

■鈴木彩艶(浦和レッズ/GK/19歳)
今季J1成績:0試合(―分)出場、0失点
A代表通算:初招集

 大迫敬介、谷晃生はJリーグで試合にも出ているし、いい選手なのは周知の事実です。それに対して、鈴木彩艶は今シーズンのリーグ戦で出番がないので、なおさらとにかく見たい。彼の身体能力は恵まれた武器。セービングだけでなく、力強いキックでもアピールしてほしいです。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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栗原勇蔵

くりはら・ゆうぞう/1983年生まれ、神奈川県出身。横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2002年にトップ昇格。元日本代表DF松田直樹、同DF中澤佑二の下でセンターバックとしての能力を磨くと、プロ5年目の06年から出場機会を増やし最終ラインに欠かせない選手へと成長した。日本代表としても活躍し、20試合3得点を記録。横浜FM一筋で18シーズンを過ごし、19年限りで現役を引退した。現在は横浜FMの「クラブシップ・キャプテン」として活動している。

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