マンU司令塔のリーダーシップに脚光 “後輩”への「知識共有」が話題「師匠のよう」
プレシーズンマッチ後のB・フェルナンデスとエランガの会話に注目
イングランド1部リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが現地時間7月12日、タイ・バンコクでプレシーズンマッチを行い、4-0でユナイテッドが快勝した。クラブ公式SNSでは、先発出場で1点目の起点となるクロスなど活躍を示したポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの試合後のシーンに注目している。
プレミアリーグ屈指の2チームの対戦がバンコクで実現したなか、試合はエリック・テン・ハフ新監督率いるユナイテッドに軍配。前半12分、FWジェイドン・サンチョが右足で先制ゴールを決めると、同30分にはMFフレッジのループシュートで2点目を奪取すれば、その3分後にはFWアンソニー・マルシャルが得点し、リードは3点に。後半31分にはカウンターからMFファクンド・ペリストリが駄目を押し、快勝した。
ユナイテッドの司令塔として先発出場したB・フェルナンデスは、サンチョの1点目、2点目の起点となるパスを送るなど攻守の要としてチームを牽引。前半のみで交代となったが、調子を落としていた昨季終盤の雰囲気を感じさせない堂々としたプレーを見せた。
ユナイテッド公式YouTubeチャンネルでは、試合後のワンシーンを切り取って公開。「ブルーノが知識を共有」と題して、20歳のユース上がりの逸材FWアンソニー・エランガと会話する様子がアップされた。
この貴重シーンにファンからは「師匠のよう」「真のキャプテン」「彼にキャプテンマークを与えて!」「このシーンとても好き」「偉大なリーダー」「人格者」とB・フェルナンデスへの称賛のコメントが寄せられている。
ユナイテッドは昨季リーグ戦6位に終わり、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できなかった。昨季はキャプテンマークをイングランド代表DFハリー・マグワイアが巻いていたが、新シーズンの主将は誰になるのか。テン・ハフ監督の元、プレシーズンマッチで1つの指標を示したユナイテッドが名門の復活を目指す。