リバプール“130億”新FW、シュート“凡ミス”&練習で悪戦苦闘 海外酷評「全然ダメと判明」「詐欺師」

今季からリバプールでプレーするFWダルウィン・ヌニェス【写真:ロイター】
今季からリバプールでプレーするFWダルウィン・ヌニェス【写真:ロイター】

今夏新加入のFWダルウィン・ヌニェス、実戦&練習でのプレーにファン懸念

 イングランド1部リバプールに今夏加入したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスは、タイ・バンコクで行われたマンチェスター・ユナイテッドとのプレシーズンマッチで新天地デビューを飾った。その一方で、莫大な資金を費やして獲得したストライカーながらも、その費用に見合った実力なのかどうか、ファンからは早くも懸念の声が広がりつつあるようだ。

 22歳のヌニェスはウルグアイのペニャロール出身で、2019年にスペインのアルメリアに移籍。1年後にベンフィカへと渡った。在籍2シーズン目となった昨季は、リーグ戦28試合26ゴールと得点を量産し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではバルセロナから2得点、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンから1得点を奪ったほか、リバプールとの準々決勝第1戦、2戦でそれぞれ1ゴールを奪う活躍を見せた。

 そうした活躍が認められ、今夏にリバプールへ移籍。獲得資金は正式に明かされていないが、リバプールはベンフィカに対し1億ユーロ(約137億円)の移籍金を支払ったとも言われている。高額な資金に見合うパフォーマンスが期待されるなか、ウルグアイ人ストライカーはユナイテッドとのプレシーズンマッチで新天地デビュー。実力を証明する絶好の機会となったが、逆に、決定機でのミスシーンがクローズアップされてしまった。

 この試合の後半16分からピッチに立ったヌニェスには、リードを4点に広げられて迎えた終盤に決定機が到来。エースFWモハメド・サラーがエリア内右から放ったシュートはポストを直撃。跳ね返ったボールが、フリーのヌニェスのもとへ転がり込んだが、ゴールまで約7メートルの至近距離から放ったシュートは大きくゴール枠を越えてしまった。

 このシーンがSNS上で話題となり、海外メディアやファンからは非難の声が続々。さらに、SNS上では練習中のあるシーンが拡散され、英スポーツ文化情報サイト「JOE」は「ダルウィン・ヌニェス、実はゴミだった!デビュー戦の失敗と20秒のトレーニング映像でツイッターが判断」との見出しで、「ダルウィン・ヌニェス、全然ダメだと判明。数週間前にリバプールがベンフィカに支払った8500万ポンド(約137億円)の移籍金は、明らかに莫大な無駄遣いである」と伝えている。

 SNS上で拡散された練習中のシーンとは、タイ・バンコクでのプレシーズンマッチ前、ファンに向けて公開されたもの。映像の中でヌニェスは、至近距離からバーを越えるシュートを放ったほか、フリーで放ったシュートも大きく枠の外へ。さらにクロスボールに反応するも、自身の足元へ収めるのに悪戦苦闘した姿が映されていた。

 海外ファンからは「これが130億円のFWか?」「終わった。詐欺師」などと懸念を示す声が漏れていたなかで、ユナイテッド戦では至近距離からまさかの凡ミス。チームが始動して間もないとはいえ、期待値が高かった分、その反動は大きいようだ。

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