ユナイテッドMF、“カントナ彷彿”の華麗チップ弾に英注目 「とても美しい」「楽しみの1つ」

ユナイテッドMFフレッジ【写真:ロイター】
ユナイテッドMFフレッジ【写真:ロイター】

6月の日本代表戦にも出場したフレッジが大胆ゴール

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは7月12日(現地時間)、タイ・バンコクでリバプールとプレシーズンマッチを行い、4-0で快勝した。この試合の2ゴール目となったブラジル代表MFフレッジが決めたゴールを、英紙「デイリー・スター」が紹介している。

 マンチェスター・ユナイテッドは、2022-23シーズンからオランダ人のエリック・テン・ハフ新監督が就任し、近年低迷するチームの再建が期待されている。そんななか迎えたプレシーズンのリバプール戦では4ゴールを奪い、無失点と完璧な試合展開を披露した。

 6月6日に行われた、日本代表とブラジル代表の親善試合にも出場していたフレッジは、リバプール戦にボランチで出場。前半12分にイングランド代表MFジェイドン・サンチョが先制ゴールを奪うと、同30分にフレッジが技ありゴールを決めてみせた。

 ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが中心にゴール前まで迫り、サンチョからフランス代表FWアンソニー・マルシャルにボールが渡るもシュートは打てず。リバプールDFがボールをクリアするも、ボールの先に待っていたフレッジが右足ダイレクトで緩やかな軌道のシュートを放ち、追加点を挙げた。

 その後、同33分にマルシャル、後半31分に途中出場でピッチに入った20歳のウルグアイ人MFファンクド・ペリストリがゴールを決め、ユナイテッドが4-0で勝利した。

 ブラジル代表でともに戦うGKアリソンの牙城を破った一撃を、英紙「デイリー・スター」は「カントナのような大胆なチップを披露」と題してピックアップ。かつてユナイテッドで背番号「7」を背負った、元フランス代表FWエリック・カントナを回想する声や、「楽しみの1つ」「とても美しい」など、ファンからのコメントも紹介している。

 昨季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したユナイテッドだが、テン・ハフ新監督の下、ブラジル代表でも存在感を発揮するフレッジの活躍が重要なポイントになるかもしれない。

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