C・ロナウドが売り込み“失敗” 今夏PSG移籍画策も“断り”と仏紙「ポジションを与えられない」
代理人ジョルジュ・メンデス氏の提案は却下 「躊躇することは理解できる」と英紙
今夏の移籍市場でイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドからの退団を目指しているとされるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に売り込みをしたとして、注目を集めている。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
すでに新シーズンに向けた準備を始めているユナイテッドだが、エースのロナウドの去就はいまだに混とんとしている。そして、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの所属するPSGが新たな移籍先として浮上してきたようだ。
フランス紙「ル・パリジャン」は、ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデス氏がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を目指すクライアントのために、PSGへの売り込みを行ったと報じている。しかし、「現在の状況では、彼にポジションを与えられないため、リーグ・アンの王者は、移籍に向けたドアを閉めた」と、売り込みを断ったと報じている。
英紙「デイリー・エクスプレス」も、「メッシ、ブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・ムバッペの3選手だけで、1週間当たり350万ポンド(約5億7000万円)を投じている。さらにスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマといった高給を受け取っている選手たちがいる。そのため、ロナウド獲得の動きを躊躇することは理解できる」と、経済的な側面でも難しいことを付け加えている。
メンデス氏は、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘン、イングランド1部チェルシーにも、ロナウド獲得を打診したとされるが、2人で合計12回のバロンドール受賞を果たしているロナウド(5回)とメッシ(7回)の共闘が実現するのは、難しいようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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