「これが130億FWとは恥ずかしい」 リバプール新戦力、まさかの“凡ミス”で非難轟々…至近距離シュートもノーゴール
ウルグアイ代表FWヌニェス、マンUとのプレシーズンマッチでデビュー
イングランド1部のリバプールとマンチェスター・ユナイテッドが7月12日(現地時間)、タイ・バンコクでプレシーズンマッチを行い、4-0でユナイテッドが快勝。今夏ポルトガル1部ベンフィカからリバプールに加入したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが新天地デビューを飾ったなか、至近距離からのシュートミスに「恐ろしいミス」と英メディアが注目している。
プレミアリーグ屈指の2チームの対戦がバンコクで実現したなか、試合はエリック・テン・ハフ新監督率いるユナイテッドに軍配。前半12分、FWジェイドン・サンチョが右足で先制ゴールを決めると、同30分にはMFフレッジのループシュートで2点目を奪取すれば、その3分後にはFWアントニー・マルシャルが得点し、リードは3点に。後半31分にはカウンターからMFファクンド・ペリストリが駄目を押し、快勝した。
成す術なく敗れたリバプールは、今夏加入したヌニェスがこの試合の後半16分からピッチに登場しデビュー。しかし、躍動するどころか、決定機でのミスシーンがクローズアップされてしまった。リードを4点に広げられて迎えた終盤、エースFWモハメド・サラーがエリア内右から放ったシュートはポストを直撃。跳ね返ったボールが、フリーのヌニェスのもとへ。しかし、ゴールまで約7メートルの至近距離から放ったシュートは大きくゴール枠を越えてしまった。
英紙「ザ・サン」では「リバプールでのデビュー戦となったマンUとの対戦で、ダルウィン・ヌニェスが犯した恐ろしいミス」と見出しを打ち、「なぜリバプールがベンフィカの元スター選手に多額の資金を費やしたのか、疑問を投げかけることになった」と綴り、ファンの反応を紹介している。
23歳のヌニェス獲得資金は正式に明かされていないが、リバプールはベンフィカに対し1億ユーロ(約137億円)の移籍金を支払ったとも言われている。高額な資金に見合うプレーではなかったこともあり、記事では「これで確信した。完全に。彼は詐欺師であり、ここから戻ってくることはできない」「これが1億ユーロFWとは恥ずかしいね」「金を返してほしい」と、酷評の声が多数寄せられたことが報じられた。
新天地デビュー戦で期待外れの出来に終わったヌニェス。今後の実戦機会で、この汚名を挽回する働きに期待したいところだ。