ドルトムント香川が王者レアルと激突! CLのグループステージ組分けが決定
清武のセビージャはユベントスと同組 岡崎のレスターは比較的与しやすいグループに
今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ抽選会が25日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは昨季王者のレアル・マドリードと同じグループFに組み込まれた。また、初のCL参戦となる日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャは、イタリア王者ユベントスのいるグループHに入った。
香川とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの対決が、グループステージで実現することになった。ポット2に割り振られていたドルトムントは、ポット1の抽選でF組を引いていたレアルのグループに吸い寄せられるように入った。昨季に「ファンタスティック4」と呼ばれていた攻撃ユニットが解体されたドルトムントだが、今季は宿敵バイエルン・ミュンヘンからドイツ代表MFマリオ・ゲッツェが復帰し、ヴォルフスブルクからは同代表MFアンドレ・シュールレと実力者を獲得。新たな攻撃ユニットを組み、ロナウド、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、フランス代表FWカリム・ベンゼマの「BBCトリオ」と対峙することになる。このグループには、スポルティング(ポルトガル)とレギア・ワルシャワ(ポーランド)の同居が決まった。
また、グループHに入った清武のセビージャは、チームとしては2季連続でセリエA5連覇中のイタリア絶対王者ユベントスとの対戦が決まった。フランス代表MFポール・ポグバこそマンチェスター・ユナイテッドに移籍したものの、欧州屈指の組織力と最終ラインの強度を誇る強豪と対峙する。38歳になった今も、世界最高峰のGKとして称賛されるイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの牙城を清武が崩せるかにも注目だ。ここにはフランスのリヨン、クロアチアのディナモ・ザグレブといった侮れないダークホースも同居。今大会の中では最もレベルの均衡した組と目されている。