「サッカーで頑張って恩返しができれば」 C大阪DF西尾隆矢、入籍後初の公式戦出場へ意欲
今季はリーグ戦17試合出場も、直近3試合はベンチスタート
J1セレッソ大阪は、7月13日に行われる天皇杯ラウンド16で名古屋グランパスと対戦する。21歳のDF西尾隆矢は前日のオンライン会見で、「どこのポジションでもできるとアピールしていかないと試合に出続けられない」とレギュラーの座確保に向けて意欲を覗かせた。
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現在21歳の西尾はC大阪の下部組織出身で、2020年からトップチームに昇格。同年9月のY.S.C.C.横浜戦でプロ初ゴールを決めるなど頭角を現すと、21年のJ1開幕戦でスタメンに大抜擢され、リーグ戦31試合2ゴールの結果を残していた。
今季もここまでリーグ戦17試合に出場するなどチームの貴重な戦力となっているが、急性へんとう炎で離脱した期間もあり、リーグ戦直近3試合はベンチスタート、2試合で出番なしに終わっている。
西尾は「自分のポジションにいい選手がいる。そういう選手がいるから自分も成長させてもらっている」と激しいポジション争いを歓迎。「J1は当たり前のように試合に出続けられるわけでない。結果が出ればその人が出る。自分も試合に出てアピールしていかないといけない。どこのポジションでもできるとアピールしていかないと試合に出続けられない」と、本職のセンターバックに加え、サイドバックでもプレーできることを証明していくことに意欲を見せた。
また、西尾は7月10日に入籍を発表。「(チームメイトの)みなさんがおめでとうと言ってくれた。祝福してくれたことが何より嬉しかった。1人だけの問題だけでなくなってくる。支えられるように、サッカーで頑張って恩返しができればいい」と、さらなる活躍を誓っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)