「関係者全員がハッピーになれるかもしれない」 久保建英、レアルとソシエダの交渉“妥協点”とは?
レアル側は「アメリカに向かう前に完了させることに集中」と現地指摘
日本代表MF久保建英の去就動向が注目されるなか、現地メディアはかねてから新天地候補へ浮上していたスペイン1部レアル・ソシエダが保有元であるレアル・マドリードとの交渉を成立させる可能性を指摘。アメリカ遠征前に、久保の去就に決着をつけたいレアル側の妥協点に触れている。
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マジョルカでのレンタル期間を終えた久保は現在、保有元のレアルへ戻り、プレシーズンの練習に参加中。新シーズンもトップチームでの出番が見込めない状況から、他クラブへの移籍が有力視されており、ソシエダは早くから久保の獲得へ関心を寄せていた。
ソシエダ側は完全移籍も視野に獲得を画策も、完全に手放すことへ難色を示したレアル側との交渉が難航。現地メディアの報道によると、レンタルでの移籍、または、買い戻しオプション付きの移籍しか認めないレアルに対して、ソシエダは完全移籍での買取りを強く望んでおり、両者の思惑はぶつかり合っていた。
レアルは7月19日からアメリカ西海岸でのプレシーズンツアーを実施。そんななか、レアル専門メディア「Defensa Central」は「チームがアメリカに向かう前にこの日本人選手の去就を完了させることに集中している」と、今週いっぱいで久保の新天地を決定させるとの見方を示した。
さらに、記事では「レアル・ソシエダがクボを売却するよう説得するために、今後数日間、攻勢をかける」と綴られ、双方の妥協点については「可能性のひとつは、メレンゲ(レアル)選手と契約し、レアル・ソシエダが少し高めの買い戻しオプションを入れることで、関係者全員がハッピーになれるかもしれないことだ」と指摘された。
同メディアの情報によれば、久保の去就動向は今週、一気に進展を見せる可能性もあるなかで、ソシエダ入りへと傾くことになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)