米女子代表の“美人GK”が6カ月間の活動停止処分 リオ五輪敗退時に対戦相手を「臆病者」と罵倒
スウェーデン戦後の発言を問題視 来年2月まで米女子代表に招集されず
アメリカ女子代表の美女GKホープ・ソロが、リオデジャネイロ五輪準々決勝でスウェーデンにPK戦で敗退後、相手チームを「臆病者の集まり」と罵倒したため、アメリカサッカー連盟(USSF)から6カ月間の代表活動停止処分を言い渡された。
USSFのサニル・グラティ会長は、「2016年五輪のスウェーデン後のホープ・ソロのコメントは受け入れがたい。そして、代表選手に求められる規範行動の水準も満たしていない。試合会場や結果以上に、アメリカのサッカーはフェアプレーと敬意の理想を体現することにある。代表選手は、この基本を尊重することになる。例外はない」との声明を発表した。
その美貌と圧巻のセービングで人気を博し、“女子サッカー界最強守護神”と呼ばれるソロだが、準優勝に輝いたスウェーデンに対する「臆病者発言」は同僚やメディアからも批判されていた。
ソロは2014年にも甥に対するDV事件で逮捕されるなど、トラブルメーカーとして知られている。2012年ロンドン五輪決勝でなでしこジャパンを下し、金メダルに輝いたアメリカ代表は、2015年のカナダ女子ワールドカップでも優勝するなど絶対的女王としてリオ五輪に臨んだが、準々決勝でスウェーデンに1-1からのPK戦で3-4と敗れ、4連覇どころかメダルすら獲得できずに大会を去っていた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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