J1名古屋へ電撃復帰「すごく悩みました」 永井謙佑、6年ぶりの帰還理由を明言「FWでチャレンジしたい」
今季はFC東京で20試合に出場してノーゴールと苦戦
元日本代表FW永井謙佑は7月11日、FC東京から名古屋グランパスへの完全移籍が発表された。同日から新天地の練習に合流した33歳のベテランは、「ストライカーのポジションでチャレンジしたいと思って決断した」とその理由を語った。
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永井は福岡大から2011年に名古屋に加入。13年1月にベルギー1部スタンダール・リエージュへ移籍し、13年夏に名古屋に戻り、16年シーズンまでプレーした。
2017年からFC東京に所属し、6年目の今季もリーグ戦20試合に出場していたが、ここまでノーゴール。7月11日に行われた移籍のオンライン会見では、「すごく悩みました」と吐露した。
「いろんなことを考えながら2、3日過ごしていました。得点が取れなかったのは僕の能力がなかったし、チームのためにタスクをこなしながら、ワイドの難しさも感じていた。FWをしたかったなかで、FWでオファーをいただいたので、ストライカーのポジションでチャレンジしたいと思って決断した。真ん中やらせてもらえるほうが良さを出せる」
長谷川健太監督とはFC東京で4年間ともに戦い、ファストブレイクを武器とするスタイルは永井にフィットするものと言える。永井自身も、指揮官に信頼を寄せている。
「2トップの位置で考えてもらっている。自分の良さも分かってくれている。守備のハードワーク、攻撃の仕掛け、ゴール、アシストにこだわってほしいと言われた。より攻撃的にできるようにやっていきたい。名古屋のためにもう一度戦いたいと思った。ファン・サポーターには、結果で認めてもらうしかない」
J1リーグ暫定11位(6勝7分8敗)と苦しむ長谷川グランパスの“救世主”となれるか。ベテラン韋駄天のプレーに注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)