「ジャッジリプレイで使われないといけない」 群馬×町田、ハンド→PK&警告退場の判定に疑問の声

PKのシーンが話題に(写真はイメージです)【写真:高橋 学】
PKのシーンが話題に(写真はイメージです)【写真:高橋 学】

後半12分、群馬のMF白石がペナルティーエリア内でハンドを犯したとみなされ、PK献上

 7月10日に行われたJ2リーグ第26節のザスパクサツ群馬とFC町田ゼルビアの一戦は、2-0でアウェーの町田が制した。ホームの群馬は後半12分にMF白石智之が2枚目のイエローカードで退場し、数的劣勢となったことも響いたが、警告対象に“人違い”の可能性もSNS上では浮上している。

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 試合は前半9分にMF平戸太貴、後半16分にはFWドゥドゥがゴールを決めて、町田が2点を奪取。このリードを守り切り、アウェーで白星を手にした。

 そのなかで、注目を集めているのが町田の2点目の直前シーンだ。町田は後半12分、ペナルティーアーク左でフリーキックを獲得。キッカーを務めたドゥドゥが右足で狙った一撃は、群馬が作った壁に当たってシュートは外れたが、鶴岡将樹主審はハンドがあったとしてPKの判定を下した。

 そして、鶴岡主審はハンドをしたとみなした白石にイエローカードを提示。前半30分にも警告を受けていた白石は2枚目のイエローカードで退場処分となった。

 群馬は壁に複数人を割いていたなか、ハンドの反則を犯したのは白石ではなかったのではないかとの指摘もあり、群馬の選手は鶴岡主審に対して抗議も行っていた。しかし、J2にはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)は導入されておらず、ハイライト映像でもハンドをした選手を確定できるような明確な映像は収められていない。

 Jリーグ公式YouTubeチャンネルのハイライト映像には、「このシーンジャッジリプレイで使われないといけないシーンですね」「ハンドなんでしょうか」「ハンドは厳しすぎる気が…」といったコメントも寄せられている。

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