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プレミアリーグ移籍「実現しなかったスター10人」英特集 世界的な名手がズラリ、現役Jリーガーも選出
移籍の噂が報じられながら、実現することがなかった選手たちに英紙が注目
何度もプレミアリーグ移籍の噂が報じられながら、実現することがなかった選手たち。そんなスターたちを英紙「デイリー・ミラー」が特集している。
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「常にプレミアリーグ移籍に結びついていながら、決して実現はしなかった10人のスター」。同紙はこのように題した特集記事を公開し、プレミアリーグに来そうで来なかった大物選手を10人ピックアップした。
リストには元ドイツ代表FWマリオ・ゴメス、元ブラジル代表MFロナウジーニョ、元フランス代表FWフランク・リベリー、元オランダ代表MFウェズレイ・スナイデルといったすでに引退した名手たちをはじめ、元アルゼンチン代表MFニコラス・ガイタン(パソス・デ・フェレイラ)、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(ナポリ)、ポルトガル代表MFウィリアム・カルバーリョ(ベティス)、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(パリ・サンジェルマン)といった面々が名を連ねている。
そして、さらに2人の元&現Jリーガーの名前も含まれている。1人は元スペイン代表FWダビド・ビジャ。2005年から2010年までバレンシアで活躍したストライカーにはリバプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドといったイングランドのトップクラブが関心を示し、獲得に動いていたとされる。
しかし、ビジャは2010年にバルセロナ行きを決断。スペイン国内でのステップアップを果たした。アメリカのニューヨーク・シティ、オーストラリアのメルボルン・シティを経て2019年にJ1ヴィッセル神戸に加入し、日本で現役を引退したためプレミアリーグでプレーすることはなかった。
そしてもう一人が川崎フロンターレの元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンだ。ブラジルのインテルナシオナルで台頭した点取り屋には一時期トッテナムが興味を示していた。記事によれば、ハリー・レドナップとアンドレ・ビラス・ボアスが率いた当時に移籍に近づいたとされ、2012年には移籍金1500万ポンド(約25億円)で合意したものの、その後に破談してしまったという。
プレミア行きのチャンスを失い、インテルナシオナルを退団したダミアンはサントスへ移籍。さらにスペインのベティスやブラジルのクルゼイロ、フラメンゴ、古巣インテルナシオナルなどへのレンタル移籍を繰り返したが、怪我もあって思うような活躍を見せることができなかった。しかし、2019年に加入した川崎で完全復活。2度のJ1制覇に貢献しているほか、2021年には得点王とMVPのダブル受賞も果たしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)