「天才」「すげー」　松井大輔の“技ありループ弾”炸裂、J3で決めたオシャレな一撃に喝采

ホームで行われた八戸戦でJ3初ゴールを含む2得点と躍動

　J3のY.S.C.C.横浜（YS横浜）に所属する元日本代表MF松井大輔が、リーグ第16節・ヴァンラーレ八戸戦（3-1）で、同リーグでの初ゴールを含む2得点をマークしたなか、技ありのループ弾に「おしゃれ」「すげー」との声が上がり、注目されている。

　41歳の松井は、一昨年の9月にYS横浜のフットサルチームと契約。さらに今年1月、フットサルチームに22-23シーズンもそのまま籍を残しながら、J3に所属するサッカーチームとも契約し、プロサッカー・プロフットサル選手としての二刀流に挑戦している。

　リーグ戦では前節まで5試合に出場もノーゴールとなっていたなか、ホームで行われた八戸戦で躍動。まずは前半39分、FW林友哉からのスルーパスを受けて右足でJ3初得点となる先制ゴールを決めると、2-0の後半18分には松井らしいセンス溢れた一撃を沈める。

　敵陣中央でボールをカットしたDF菊谷篤資からのパスを受けた松井は、相手GKが前に出てきた瞬間を見計らい右足でボールをふわりと浮かす。シュートはそのままゴール右隅へと吸い込まれ、勝負の行方を決定づけるこの日2ゴール目をマークした。

　チームの勝利に貢献する2ゴールを奪ったなかでも、相手を嘲笑うかのような技ありのループ弾には、ファンから「おしゃれ」「すげー」「うますぎ」「天才」といった賛辞が続々。41歳の今なお、錆び付かないそのテクニックに改めて熱視線が注がれていた。