C・ロナウドの今夏マンU退団、実現不可能? スポンサーが移籍阻止と現地報道
クラブも放出容認との報道も、複数のスポンサーが拒否反応
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、2022-23シーズンを前に、クラブを離れたい意向を持っていると報じられている。クラブも放出を容認するという報道があったなか、英紙「デイリー・ミラー」はその動きにスポンサーからストップが掛かったと報じている。
チームが始動日を迎えても、「家庭の事情」により、チームに合流していないロナウドだが、今シーズンからユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督は、ポルトガル人FWの退団を容認する考えでいるという。ロナウド本人はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を強く望んでいるとされているが、昨夏の移籍に協力したスポンサーが、今度は彼の前に立ちはだかるかもしれない。
ロナウドのユナイテッド復帰に際し、週給50万ポンド(約8200万円)がネックとなっていたが、複数のスポンサーが彼の復帰を後押ししたという。しかし、記事によると「新シーズン、UEFAヨーロッパリーグを戦うユナイテッドを離れたい37歳のスターだが、スポンサーは、ロナウドの巨大な広告効果について、わずか1シーズンでは十分ではないとしている」と報じ、クラブに残留させるように伝えたという。
ロナウドは、19シーズン連続でCLの舞台を戦っており、ライバルであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの通算125得点を上回る通算140得点を決めている。また、インスタグラムで4億6000万人のフォロワーを持つロナウドは、CL史上最多得点者としてキャリアを終えたいと考えており、その野心のために新シーズンもCLで戦う意向を強めているという。
イングランド1部チェルシー、イタリア1部ナポリ、ポルトガル1部スポルティングCPといったクラブの名前が、ロナウドの移籍先に挙がっているが、果たして2022-23シーズンもCLで戦うロナウドの姿を見ることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)