久保建英は「最も適合する」 レアル・ソシエダが3選手リストアップ…日本代表MFを「非常に気に入っている」
レアル・ソシエダが浮上、3選手の中でチームに適しているのは久保建英か
スペイン1部レアル・マドリードの日本代表MF久保建英の移籍先として、同1部レアル・ソシエダが浮上している。スペインメディアによれば、ソシエダは今夏3人目の補強として久保を含む3選手をリストアップしており、日本人アタッカーは「求めているものに最も適合する選手」だという。
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ソシエダは今夏の移籍市場で積極的な動きを見せている。すでにU-21フランス代表FWモハメド・アリ・チョー、スペイン代表MFブライス・メンデスの獲得を決めているが、同クラブのジョキン・アペリベイ会長は少なくともあと1人は補強すると示唆している。
スペイン紙「AS」によれば、ソシエダが現在関心を示しているのは昨シーズンにパリ・サンジェルマン(PSG)から期限付き移籍していたMFラフィーニャ・アルカンタラ、久保、そしてU-24スペイン代表として東京五輪にも出場したトッテナムFWブライアン・ヒルの3選手だという。
そのなかで久保は「(ソシエダが)求めているものに最も適合する選手」であり、「ウイングとインサイドでのプレーができ、(フットボールディレクターの)ロベルト・オラベが非常に気に入っている」という。レアル側が久保を完全移籍で放出することを望んでおらず、レンタルか買い戻しオプション付きの契約に固執していることから交渉は進展していないが、ソシエダは21歳の日本代表MFこそが今のチームに最も適した補強選手だと感じているようだ。
PSGのラフィーニャについては復帰の扉は閉ざされていないものの、この3選手の中では獲得するのが「最も難しい」という。ヒルに関してはクラブが選手の代理人と良好な関係を築いているものの、トッテナムのアントニオ・コンテ監督の構想に入っているため、やはり獲得は難しい状況だという。
久保はすでにレアルでプレシーズンの練習に参加しているが、外国籍選手枠の問題から今夏も移籍は確実視されている。久保自身はソシエダ加入を望んでいるとも言われているが、果たして注目の去就問題はどのような決着を見るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)