チェルシー、シティからFWスターリング獲得合意と英報道 移籍金最大82億円の5年契約…新体制で最初の大型補強
ロマン・アブラモビッチ前会長が退任、新オーナー下で実績十分のアタッカー獲得へ
イングランド1部チェルシーは、マンチェスター・シティからイングランド代表FWラヒーム・スターリングの獲得で合意に達したと公共放送「BBC」など英メディアが一斉に報じた。移籍金はアドオン込みで最大5000万ポンド(約82億円)、1年延長オプション付きの5年契約を結ぶという。
ロマン・アブラモビッチ前会長が退任し、新たにトッド・ベーリー氏を中心としたオーナーグループが所有することになったチェルシー。新体制での最初の大型補強がスターリングとなるようだ。
27歳のイングランド代表は2015年にリバプールからシティへ移籍。公式戦339試合で131得点を決め、プレミアリーグで4度の優勝を経験した。しかし、選手補強の影響から近年は出番が減少し、移籍が噂されていた。FCバルセロナ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンといった国外のメガクラブが関心を示しているとも伝えられていたが、幼少期を過ごしたロンドンへ渡ることになる。
「BBC」によれば、スターリングはこれが「キャリアで最も重要な移籍になる」と考え、「主要タイトル獲得に挑戦するクラブで中心的な役割を担いたいと考えている」という。チェルシーは今夏にベルギー代表FWロメル・ルカクがインテルへ期限付き移籍したため、攻撃陣の再編に動いていた。
イングランド代表としても77キャップを誇るなど実績十分のスターリング。チェルシーの新たなキーマンとして大きな期待を背負うことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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