無念のリオ五輪不参加となったヤングボーイズ久保 CLプレーオフでボルシアMGに惨敗

敵地での第2戦に途中出場も1-6と大敗 2戦合計2-9でCL出場を逃す

 リオデジャネイロ五輪に不参加となったヤングボーイズのU-23日本代表FW久保裕也が、24日に敵地で行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ、ボルシアMGとの第2戦に後半から途中出場。無得点に終わり、チームも1-6と惨敗を喫した。2戦合計2-9という圧倒的なスコアで、日本代表の次代を担うエース候補はCLの舞台を逃した。

 昨季ブンデスリーガ4位のボルシアMGは、本拠地ボルシア・パルクでヤングボーイズを粉砕した。

 前半9分にベルギー代表FWトルガン・アザールが左足で先制点を決めると、前半でリードを3-0に広げた。久保は後半開始から、右ウイングで先発したミラレム・スレイマニと交代でピッチに入ったが、ボルシアMGのゴールラッシュは終わらなかった。

 結局、試合は1-6で完敗となった。先のリオ五輪では、手倉森ジャパンのエースとして期待され本大会メンバー登録もされた久保だったが、ヤングボーイズFW陣に故障者が続出したことにより、土壇場になってチーム側が派遣を拒否。CL本戦出場に向けた貴重な戦力と期待されていたが、プレーオフでの対戦相手が悪かった。リオ五輪出場の夢を諦めた久保が、欧州最高峰の舞台を目指す戦いではブンデスの強豪相手に圧倒的な実力差を見せつけられた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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