迷走ミランが“格安補強”を連発! クロアチア代表21歳MFをレンタルで獲得へ

昨季モナコでプレーしたパシャリッチ 期待の大型ボランチも腰痛持ちの“訳あり物件”?

 資金難に苦しむACミランが、再び格安補強を炸裂させた。チェルシーからクロアチア代表MFマリオ・パシャリッチを、100万ユーロ(約1億1000万円)のレンタル料で期限付き移籍で獲得することが分かった。クラブの公式テレビ番組「ミランチャンネル」が報じている。

 パシャリッチは、25日にメディカルチェックと契約のためにミラノ入りすることになる。

 21歳の若さでクロアチア代表2試合出場のパシャリッチだが、選手層の分厚いチェルシーでは出場機会を手にすることができず、14年はスペイン1部エルチェ、昨季はフランスの強豪モナコに期限付き移籍で加入し、2年連続でリーグ3得点を決めているが、現在は腰痛に苦しみリハビリ中とイタリアメディアではレポートされている。

 身長186センチの大型ボランチは故障から回復し、活躍できればミランにとってはボーナス補強となるが、今回の期限付き移籍には来季の優先交渉権は組み込まれているものの、買い取りオプションはついていない。

 主将のリッカルド・モントリーボのパフォーマンスダウンが著しいミランだが、パシャリッチが救世主となるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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