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構想外の“悪童”バロテッリがリバプールから都落ち!? スイス1部シオンが移籍先候補に浮上
シオンの会長が獲得交渉中と認める
リバプールから戦力外通告をされている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、スイスリーグに都落ちする可能性が浮上している。スイス1部シオンのクリスティアン・コンスタンティン会長が、獲得交渉を進めていることを明らかにした。スイス地元メディア「Ticinoニュース」が報じている。
2年前にリバプールに移籍した“悪童”はリーグ戦1得点の大不振に終わり、昨夏に期限付き移籍で古巣ACミランに復帰。だが、またしてもリーグ戦で1得点と期待を大きく裏切った。
ピッチ外で起こすトラブルは近年減少しているものの、ゴール数まで激減。そんな下降線を辿るストライカーの元には、昨季のトルコ王者ベジクタシュ、セリエA6位に躍進し今季UEFAヨーロッパリーグに参戦するサッスオーロなどが移籍先に浮上したが、いずれも指揮官が断固拒否して消滅するなど、未来が見えなかった。
「我々は交渉を続けていて、現在進行中であることを確認できる。前向きな結果になるのかどうかは、私には分からない」
コンスタンティン会長はこのように語っている。インテル、マンチェスター・シティなどビッグクラブを転々としてきた26歳のバロテッリにとって、スイス行きは大幅なキャリアダウンとなるが、プレー機会を求めて“都落ち”の道を選ぶことになるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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