南野は今夏リバプールを去りモナコ入りを果たした

　リバプールのユルゲン・クロップ監督が日本代表FW南野拓実やセネガル代表FWサディオ・マネなど今夏にチームを去った選手への感謝と惜別のメッセージを送っている。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

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　リバプールは昨季、国内カップ戦（FAカップ、リーグカップ）の2冠を達成。プレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグはそれぞれ2位、準優勝という結果に終わったが、最終盤まで4冠達成の可能性を残す驚異的な強さを誇った。

　そんな充実のシーズンを終え、すでにチームは未来へ向かって進んでいる。18-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグや19-20シーズンのプレミアリーグ制覇の立役者となったFWマネ（→バイエルン）、ベルギー代表FWディボク・オリギ（→ACミラン）、昨季のカップ戦2冠に貢献した南野（→モナコ）という“功労者たち”が今夏にチームを去った。

　3選手の移籍について聞かれたドイツ人指揮官は「彼らには本当に感謝している。彼らの貢献度は非常に高く、それぞれ少しずつ違う形で貢献してくれた」と感謝の気持ちを示したうえで、それぞれ個別に言及。モナコへ移籍した南野ついては次のように語った。

「そしてタキ、ここにいた期間はそれほど長くないが、彼も我々のやってきたことに影響を与えた。彼はここで大きなトロフィーを獲得した（2020年）冬にやってきて一緒にチャンピオンになり、国内カップ戦も勝ち取った。彼がいなければ我々がカップ戦で勝つことはなかっただろう。それは100％真実だ。彼にとってモナコは素晴らしいクラブで、これからも素晴らしいキャリアを歩むだろう。彼が戻ってきた時にはいつでも歓迎される。100％、彼はファンタスティクな人間だ」

　クロップ監督は昨季のカップ戦2冠について南野なしでは実現しなかったと言い切るなどその重要性を強調していた。