セルティック旗手怜央、2年目のシーズンへ意気込み 「レンジャーズ戦のプレーが僕の基準」
昨季好敵手レンジャーズ戦で2ゴール1アシスト
スコットランド1部セルティックの日本代表DF旗手怜央が昨季のレンジャーズ戦(3-0)で見せたハイパフォーマンスが自身の“基準”になるとし、2年目のシーズンに向けて意気込みを明かした。英紙「デイリー・レコルド」が報じている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
J1川崎フロンターレで2度のリーグ制覇に貢献した旗手は、今年1月にセルティックに完全移籍。加入直後からレギュラーとして起用され、中盤の一角として存在感を発揮し、公式戦21試合で4得点3アシストを記録した。日本でフルシーズンを戦った後の移籍ということもあり、疲労から終盤戦はややトーンダウンはしたものの、アンジェ・ポステコグルー監督のチームにおける重要な戦力となっていた。
そんな旗手が特に強烈なインパクトを残したのは、リーグ戦第22節レンジャーズ戦だ。“オールド・ファーム”と呼ばれる伝統のダービーに先発出場した24歳は自ら2得点を挙げたのに加え、左サイドからのクロスで味方の得点もアシスト。3-0快勝の立役者となった。
旗手自身も、レンジャーズ戦の出来が2年目のシーズンの活躍を占ううえでも重要な“基準”になると感じているようだ。新シーズンへの意気込みを語った旗手のコメントを「デイリー・レコルド」紙が次のように伝えている。
「あれが(レンジャーズ戦)僕のプレーの基準になっています。毎試合あのようなパフォーマンスをするのは簡単ではないと思いますが、できる限りあの基準に近づけるようにベストを尽くしていきたいです」
昨シーズンは夏の東京五輪も含め、十分休みがないまま駆け抜けた過酷なシーズンだったが、今オフは「少し休息をとってサッカーから離れていた」という旗手。スコットランド南東にあるリゾート地エアのビーチへ足を運ぶなどオフ期間を満喫したようで、家族や友人たちと過ごして心身ともにリフレッシュした。欧州移籍2年目のシーズンに向けて準備は万端のようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)