ユベントスが狙う今夏移籍市場での“最後の一手” PSGの仏代表MF獲得へ年俸5億円で個人合意か

マテュイディ自身は移籍に前向きも、移籍金には10億円以上の開きが…

 イタリア王者ユベントスが、今夏の移籍市場での最後の一手として、フランス代表のハードワーカー獲得を目指している。欧州選手権でも、ホスト国フランスの中盤の一角でプレーしたパリ・サンジェルマンのMFブレーズ・マテュイディ獲得へ向け、選手サイドと合意を取りつけているとイタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 マテュイディの代理人は、今夏の移籍市場でユベントスからマンチェスター・ユナイテッドへ、フットボール史上最高額の1億500万ユーロ(約123億円)でフランス代表MFポール・ポグバを移籍させた剛腕ミノ・ライオラ氏だ。すでにユベントスはライオラ氏とコンタクトを取り、手取り年俸450万ユーロ(約5億3000万円)での4年契約で個人合意に達し、マテュイディ自身もユベントス行きへ前向きな姿勢だと報じている。

 一方で、障害になるのは移籍金になるという。PSGはカタールのオイルマネーを背景にしているだけに、現金収入は全く求めていないため、ユベントスの値切り交渉には一歩も応じる構えを見せていないという。ユベントスは成果ボーナス込みで3000万ユーロ(約35億円)での獲得を目指しているが、PSGの要求額は4000万ユーロ(約47億円)から4500万ユーロ(約53億円)と、金額に大きな開きがあるという。

 

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